Open Motif

Open Motif® は、商用 Unix では GUI ツールキット として 広く使われている Motif の Public License 版 (2000年 5月 15日 公開) です。

著作権者: The Open Group
ホームページ: http://www.opengroup.org/openmotif/
バージョン: 2.1.30 patch 5 (2000/07/16)
ライセンス: THE OPEN GROUP PUBLIC LICENSE
付属ドキュメント リリースノート を読む

Linux で科学しよう! でご紹介しているなかでは

などが Motif を利用したアプリケーションになっています。

Linux MLD 7 では Open Motif 2.2 が標準でインストールされていますので、 ここで御紹介しているパッケージをインストールする必要はありません。 互換性のため 2.1 が必要な場合は MLD 7 の DVD-ROM から openmotif21-2.1.30-8.i386.rpm を追加インストールしてください。

インストール

Motif を利用したアプリケーションの RPM をインストールしたり実行するには Open Motif のランタイム・パッケージをインストールします (このパッケージには mwm ウィンドウマネージャも含まれています)。
LinuxMLD 5,6 用の RPM openmotif-2.1.30-5_mlb1.i386.rpm (1,216,719 bytes) をインストールしてください。

MLD 6 では、Motif 互換の LessTif が標準インストールされていますので、 Open Motif をインストールする前に LessTif をアンインストールする必要があります。

# rpm -e lesstif

LessTif は Motif 互換 (1.2 および 2.1) を目指しているフリーなライブラリですが、 まだ不十分な点 (日本語関係など) もあるようです。

rpm コマンドでインストールするにはスーパーユーザになって

# rpm -i openmotif-2.1.30-5_mlb1.i386.rpm

とします。
Gnome の GUI でインストールすることもできます。

その他

Open Motif の配布パッケージには、PostScript のドキュメント (User's Guide、Programmer's Guide、Style Guide など、圧縮状態で約 9 MB)、 および多くのデモプログラムが含まれています。これらを必要な方は openmotif-2.1.30-5_mlb1.nosrc.rpm (3,588 bytes) を参考に別途ソースコードを入手してください。
ただし、配布パッケージに含まれる PostScript ファイルは、

%!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0

のためか、対応プリンタでは印刷できますが、 MLD 5,6 の gv では表示できないようです。
Programmer's Guide、Programmer's Reference は The Open GROUP のサイトから PDF または PS (PS-Adobe-2.0) ファイルが入手できます。

参考

Web 上の参考になるページを御紹介します。

関連ソフトウェア

[2001/04/12 作成] [2003/08/20 更新]


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