【ホームページへ】 【Linux MLD II サポート】

Linux MLD II FAQ

PCSC-II(マクニカmps110) SCSIカードについて


PCSC-II(マクニカmps110)は機種によってLinux MLD IIでうまく動作しないこ
とがあります。
この場合は以下の手順でmps110用のドライバーを試して見て下さい。


以下の手順はLinux起動後にPCSC-IIをPCMCIAスロットに挿入して認識させる
場合です。ただしmps110用のドライバーはまだβ版ですのでご注意下さい。
mps110用のドライバーを使ってPCSC-IIからLinuxをブートすることは性能、
安定性の点で現時点ではお勧めできません。

1 ftp.mlb.co.jpから以下のファイルをダウンロードして下さい。
	pub/linux/mld-update/test/mps110.tar.gz

2 このファイルをルートディレクトリーで展開して下さい。(以下のコマンドは
ダウンロードしたファイルが/tmpにあると仮定しています。)
	cd /
	tar -zxf /tmp/mps110.tar.gz

3 これで/etc/pcmcia/configファイルが修正され、mps110_cs.oが/lib/modules/
2.0.30/pcmciaディレクトリーに追加されるはずです。

4 カードサービスをリスタートします。
	cd /etc/rc.d/rc5.d
	./S45pcmcia restart

5 PCSC-IIをPCMCIAスロットに挿入すると、接続されているSCSI機器が認識されます。
	dmesg
コマンドで確認して下さい。もし認識していればCDROMのメーカー、型番等が
ログに残っているはずです。
CDをCDROMにセットして
	mount -t iso9660 /dev/scd0 /mnt/cdrom
でマウントして見て下さい。CDを取り出す時は
	umount /mnt/cdrom
でアンマウントするのを忘れないで下さい。

6 /dev/cdromのリンクが作成されていませんので
	ln -sf /dev/scd0 /dev/cdrom
でリンクを作成してください。以降は
	mount /mnt/cdrom
でマウントできるはずです。