ISAPnP モデムカードの設定について
Linux MLD IIではISAPnPの情報をWin95のレジストリーから検索し、 設定を引き継いでいますが、レジストリーの状態等により正しく 認識されない事があります。この場合は手動で設定して下さい。 以下の作業はrootユーザーで行なって下さい。 1 Win95のデバイスマネージャーでモデムカードが使用している IRQ、IOアドレス を調べておきます。 2 Linuxを起動し、 # pnpdump | grep CONFIGURE でカードのIDを調べます。CONFIGURE のすぐ後ろの アルファベット3文字と 4桁の16進数が(ABCxxxx)IDのはずです。 何枚もISAPNPカードがある場合は、 # pnpdump | more で順に見ていって下さい。カードの説明があるはずですのでモデムカードを 確認して下さい。 3 /mldinst/devlist.txtをvi等で修正します。 # cd /mldinst # vi devlist.txt 以下の行をModem:で始まる行をお使いのモデムカードの設定に合わせて 変更または追加して下さい。 Modem:3e8:5:0:ISAPNP:AAA0123 Modemのパラメータは 3e8: IO アドレス 5: IRQ 0: COMポートの番号 ISAPNP: PNPサウンドカードの場合はISAPNPとする AAA0123:2で調べたモデムカードのID です。 4 セットアップのコマンド # ./mldsetup を実行して、システムをリブートして下さい。 5 Linuxが起動したら # cu -l modem と入力します Connected. と表示されたら、 at と入力して下さい。OKが返ってくればモデムは認識されて います。 ~.を入力するとcuコマンドは終了します。