XTide は調和関数を用いた潮位計算により潮の満ち引きを表示するプログラムです。
(右図をクリックすると大きく表示します。)
作者: David Flater さん他
ホームページ:
http://www.flaterco.com/xtide/
バージョン: 2.4 (2001/05/09)
ライセンス: GPL
付属ドキュメントverbose_docs.txtを読む
[2007/01/29]
現在のバージョンは 2.8 で、2.9が開発中のようです。
バージョン2.6 までの harmonics データは Bob Kenney さんが保守していて
http://harmonics.unh.edu/xtide/files.html
から入手できます。
ここでご紹介する RPM パッケージでは 2001-09-20 版のデータを収録しています。
インストールしたら、ターミナル・エミュレータから
$ xtide
で起動します。
タイトルスクリーン (右図) とコピーライト表示の画面が出てしばらくすると、
下のような地球の図と Location List ウィンドウが現れます。
地球儀の赤い点は Location List の地点を表しています。
地球儀の画面をクリックするとその地点を中心に拡大され、Location List
の方も地球儀に表示されている地点に絞り込まれる仕掛けになっています。
初期状態では日本は反対側になっていますから、4回くらい Rotate ボタンをクリックして日本列島らしき点の集まりが出てきたら、 そのあたりをクリックしてみてください。6回ズームすると それ以上は拡大せず、代わりにクリックした付近に円が現れてその範囲の地点が Location List に出るようになります。 望みの地点が見つかったら、List のその行をクリックします。
すると、現在時刻の2時間前から48時間後までの潮位がグラフィック表示されます。 Options の New Text Window を選択するとテキスト表示することもできます。
それぞれの画面の「?」をクリックすればへルプが出ます。Dismiss を
クリックすれば閉じます。閉じられるウィンドウをすべて閉じると終了します。
Options の Control Panel を選択するとかなり縦長のウィンドウが出て、 スクリーンサイズが小さいと Dismiss ボタンが下にはみだして 押せなくなる状態になります。 こういう場合は (MLD の標準インストール状態なら) Alt キーを押しながら左ボタンでウィンドウ自体をドラッグ することができます (これはウィンドウマネージャの機能なので、設定によります)。
LinuxMLD 5,6,7 用の RPM
xtide-2.4-1_mlb2.i386.rpm (1,721,578 bytes)
をインストールします。
rpm コマンドでインストールするには、スーパーユーザになって
# rpm -i xtide-2.4-1_mlb2.i386.rpm
とします。
MLD 5,6 では
Gnome の GUI でインストールすることもできます。
Web 上の参考になるページを御紹介します。
Windows その他用のソフトウェアは次のページを参照してください。