Light Speed! は、運動している物体が特殊相対論の効果によってどう見えるかを シミュレートするプログラムです。
(右図をクリックすると大きく表示します。)
作者: Daniel Richard G. さん
ホームページ:
http://lightspeed.sourceforge.net/
バージョン: 1.2a (2001/08/07)
ライセンス: Mozilla Public License / LGPL
付属ドキュメント README を読む
インストールしたら、ターミナル・エミュレータから
$ lightspeed
で起動します。
最初、右のように表示されます。
マウスの左ボタンで
適当な位置を掴んでドラッグするとカメラ位置が物体の回りを回ります。
右ボタンでは前後に移動できます。
中ボタンでは上下左右に移動します。
Shift キーを押しながら左ボタンでドラッグするとカメラの方向を変えられます。
Camera メニューの Position... でダイアログを出して数値で指定することもできます。
また Reset View で初期位置に戻ります。
操作方法の説明は Help メニューの Controls で読めます。
Objects メニューで
Coordinate axes をチェックすると座標軸が表示されます (現れ方がカッコイイ)。
さて、物体は X 軸方向に運動しています。 右側にあるスライダーを上げていくと物体の速度が上がっていきます。 速度表示は、m/s、km/h、c (光速度) の切り替えができます。
Warp メニューで、4種類の効果
を個別にみることができます。
理論的な背景の説明は /usr/share/doc/lightspeed-1.2a/MATH
を参照してください。
LinuxMLD 5,6,7 用の RPM
lightspeed-1.2a-1_mlb1.i386.rpm (91,265 bytes)
をインストールします。
rpm コマンドでインストールするには
# rpm -i lightspeed-1.2a-1_mlb1.i386.rpm
とします。
MLD 5,6 では
Gnome の GUI でインストールすることもできます。
File メニューの Load object... では 3D Studio (*.3ds または *.prj)、 LightWave 3D (*.lwo) フォーマットの 3Dオブジェクトを読み込むことが出来ます (新しいフォーマットには対応していないようです)。 Light Speed! のホームページ からいくつかのオブジェクトをダウンロードすることができます。
Light Speed! は MLD で標準インストールされる Mesa3D、GTK+ ライブラリの他、 GtkGLArea ライブラリを使用しています。 GtkGLArea は MLD の標準インストールには含まれませんが、 上記 RPM パッケージでは static-link しているので ライブラリのインストールは必要ありません。 (MLD 6,7 では gtkglarea-1.2.2 が収録されています。)