CPU は、NECエレクロニクス社のMP201で、arm926ejs コアです。
このボードは、
シマフジ電機が製造しております。
MP201EK は、弊社でつけた製品名です。
----- 安定版 -----
u-boot 機能
- Ethernet
dhcp/nfs/tftp/sntpが使えます。
- シリアル
MP201 の UART 1ch と、外付け TLC16C2550 2ch、合計 3chを、環境変数でコンソール切り替えられます。
コンソール無効にも出来ます。
- SDRAM の読み書き
- NOR Flash の読み書き
cramfs/JFFS2 も理解します。
- I2C バス (soft)
- RTC の読み書き
ダウンロード (u-boot 2009.06 ベース)
クロスでのコンパイルの仕方
tar zxvf u-boot-mlb.git.tar.gz
cd u-boot.git
make mp201ek_config
make
このバイナリ作成に利用したコンパイラは、gcc-3.4.5 binutils-2.16.1 ですが、
gcc-4.3.3 binutils-2.19.1 (u-boot.binが 3kbyte程小さくなる)でも動作確認してあります。
TODO:
- IDE
CF からもカーネル読みたい
- I2C
MP201 のハードのI2Cを使いたい(今はGPIOとしてI2Cを実装)
- LCD
何か表示しておくと、見かけの起動が早く感じていいんだけど。
- gcc-4.4対応
gcc-4.4.0 binutils-2.19.1 は NG でした。
- reset コマンド見直し
現在、u-boot の reset コマンドは、CPU の WDT 機能利用していますが、まれにハングします
go 0 ならハングしたことはありませんので、ゼロ番地へジャンプに直そうかなぁ。
----- 最近の変更履歴 -----
- 2009/07/01
U-Boot 2009.06-01214-gf661856 (Jul 01 2009 - 13:09:50)
知らない間に、mtdparts 系のコマンドが無効に変わってしまっていたので、有効に直した。
機能と、TODO を書いた
- 2009/06/25
U-Boot 2009.06-01213-gfd0dc1d (Jun 25 2009 - 21:56:19)
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