組込みLinux用CPUボード
メディアラボではXilinx社のARM Dual Core CPUを搭載した組込みLinux用CPUボード ZynqDIMM-DPを発売します。ZynqDIMM-DPにはLinuxカーネルがプレインストールされています。購入してすぐにアプリケーション開発が始められるよう、クロス開発環境をLinux MLD for Zynqとして用意しています。Web版のクロス開発環境とドキュメントはこちらから
ダウンロードできます。
2013年6月 発売開始
ZynqDIMM-DP (CPUモジュール+ベースボード)
価格 84,000円(税込)
Linux MLD for Zynq (開発環境DVD-ROM)
価格 ¥47,000円(税込)
付属のSDカードにLinuxがプレインストールされています。SDカードをセットして電源を入れれば、すぐにLinuxを起動することができます。コンパクトな組み込み向けのbusyboxベースのrootfsがSDカードには入っており、Linuxの動作確認を行うことができます。
ベースボードにGigabitイーサネット、USB、SDカードIF、GPIO、USBシリアルを実装しており、Linuxから各インターフェイスを利用することができます。
アプリケーションの開発環境として、Linux MLD for Zynqを提供します。クロスコンパイラとrootfs作成環境をインストールしたLinuxシステムをVirtual BOXの仮想ディスクのイメージとして準備しています。WindowsマシンでもVirtual BOXをインストールして頂くことで、開発環境の構築の手間を省いて、簡単にアプリケーションの開発を始めることができます。アプリケーションの開発は無償のWeb版の開発環境を使って行うことも可能です。(web版に関するサポートはありません。ダウンロードは
こちら)
開発環境については以下の機能を追加していく予定です。
Debianベースのrootfs
セルフコンパイル環境
X Window Systemサポート
FlashROMにはブートローダとしてU-Bootがインストールされています。U-Bootは簡単なスクリプト言語をサポートしており、スクリプトを記述することでブートシーケンスを自由に設定することが可能です。U-Bootはソースコードが公開されておりベースボードに合わせてカスタマイズが可能です。 弊社ではU-Bootのカスタマイズも承っております。
弊社では、お客様のニーズに合わせたシステムのカスタマイズを承っております。Zynq内部のFPGAに組み込んだデバイスのデバイスドライバの開発や、rootfsのカスタム化など、弊社までご相談下さい。