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Linux MLD 7



デバイス確認版のダウンロード

デバイス確認版はLinux MLD 7の動作を確認するためのものです。 ダウンロードして Windowsから実際にインストールすることで、Linuxの起動の確認やビデオチップ、LANカードの認識状態を確認することができます。確認した後、Windows上で アンインストールすれば簡単にもとに戻ります。 デバイス確認版はダウンロードのサイズをできるかぎり小さくするため、非常に多くのプログラムやデータが削除されています。このため実用的な構成にはなっていませんのでご了承ください。 Linuxの起動やX Window Systemの動作を確認して頂いた後は、アンインストールすることをおすすめします。 購入方法についてはこちらをご覧下さい。
正しく起動できない場合はトラブル対策をご覧下さい。

  1. ダウンロードの前に
    Linux MLDはWindowsのファイルシステム(FAT,FAT32,NTFS)へインストールします。 インストールの前にインストール先のドライブをデフラグを することをお勧めします。デフラグをしておくことにより、性能が改善される ことがあります。
    インストール先またはCドライブが圧縮ドライブの場合はLinuxを起動できませんのでご注意下さい。

  2. ダウンロード
    mld7hwtest.exe(68,542,464 bytes)をダウンロードしてください。

  3. ファイルの解凍
    mld7hwtest.exeは自己解凍型ですのでWindows上で実行します。実行すると 解凍先のフォルダを指定するダイアログボックスが表示されます。

    デフォルトの解凍先は C:¥tmpになっています。解凍先を指定して、【Unzip】をクリックすると インストールに必要なファイルが解凍先のminiinstフォルダへ展開されます。 正常に展開されれば12個のファイルが展開されます。

    【OK】をクリックして元の画面へ戻り、【Close】をクリックして展開を終了します。 解凍後の容量は約85MBあります。Linuxのインストールが終了した後は このフォルダは削除しても構いません。 ディスク容量の小さなマシンの場合には、インストーラを展開する領域が 不足する場合があるかも知れません。このときには別のマシンで、解凍して ネットワーク経由でインストールして下さい。

  4. インストール
    解凍されたフォルダ(デフォルトではC:¥tmp¥mld7hwtestです)にあるsetup.exeが インストーラです。エクスプローラ等でこのファイルを実行してください。

    インストーラーが起動したらインストール先のドライブとディレクトリーを 指定します。デフォルトのインストール先はC:¥loopになっています。そのま までよい場合は【OK】ボタンをクリックして下さい。インストール先を変更す る場合はドライブ名、ディレクトリー名を指定してから【OK】ボタンをクリッ クして下さい。
    ファイルのコピーが始まり進行状況が表示されます。

    Windows2000/XPからインストールした場合は、ntloaderからLinuxを起動するための ファイルを作成して、ntloaderのメニューに追加します。 ntloaderのメニューはC:¥boot.iniに書かれています。元のboot.iniファイルは boot.ini.mldxxxにバックアップされます。

    Windows95/98/MEの場合はファイルのコピーが終わると、 ブートフロッピーを作成するウインドウが表示されます。

    【OK】ボタンをクリックしてブートフロッピーを作成します。


  5. Linuxの起動
    Windows2000/XPの場合
    コンピュータが起動すると、NTLOADERのメニューが表示されます。このメニューにLinux MLD 7が追加されていますので、選択して起動します。LILOの画面が表示されますが5秒で自動的にLinuxの起動が始まります。

    Windows95/98/MEの場合
    作成したブートフロッピーを入れてシステムを再起動すると GRUBのOS選択メニューが表示されます。Linuxを選んで起動します。

    カーネルの読み込みが始まり、画面に
            Loading Linux ...
    
    と表示されます。
    Linuxが起動して、種々の設定を行い、しばらくすると X Window Systemの動作チェックが行われます。
    ディスプレイの確認画面が表示されたら、【OK】ボタンをクリックしてください。

    この画面が正常に表示され、マウスも動作していれば、X Window Systemは正しく動作しています。

    X Window Systemが起動し、ログインの画面が表示されます。

    rootというユーザーが登録されていますので、 root と入力して、Enterキーを押します。インストール直後はパスワードが設定されていませんので、パスワードは空欄のままEnterキーを入力します。
    ログインすると、ウインドウマネージャー(twm)が起動しxtermを起動します。twmはxtermを開く場所を決めるための四角を表示していますので、マウスを動かして場所を決めて左ボタンをクリックするとxtermが表示されます。
    端末エミュレータであるxtermが起動すればコマンドを入力することができます。

  6. ブートオプション
    起動が途中で停止する場合や正しくブートできない場合はいくつかの起動時 のオプションがありますので試してください。
    ブートオプションの指定方法はNTLOADERから起動する場合と、 ブートFDから起動する場合で異なります。

    NTLOADERから起動(LILO)
    画面上に
            boot:
    
    と表示された時に、例えばnousbを指定するのであれば
            boot: linux nousb
    
    と入力します。

    ブートFDから起動(GRUB)
    GRUBの編集機能を使ってオプションを設定します。GRUBのメニューで矢印キーでLinuxを選択して、e を入力します。
        kernel (hd0,0)/min7load/vmlinuz mldroot=1dd31c43 root=0701 ramdisk_size=8192 looproot=loop vga=791 
        initrd (hd0,0) .....
    
    と表示されるので、kernelの行を選んで再度 e を入力します。 カーソルが vga=791 の後ろに位置されます。nousbオプションを追加するのであれば、以下のようにスペースを置いてnousbを追加します。Enterキーを押すと前の画面に戻りますので、ここで b を入力するとLinuxの起動が始まります。
        kernel (hd0,0)/min7load/vmlinuz mldroot=1dd31c43 root=0701 ramdisk_size=8192 looproot=loop vga=791 nousb
    
    ブートFDにはgrub.cfgという設定ファイルがあります。このファイルをWindowsの メモ帳などで開いてオプションを追加することもできます。 Linuxが起動しない場合にはいくつかの原因が考えられますが、よく発生する問題 としてUSBドライバのハングアップ、APM,ACPI-BIOSの不具合、メモリーの誤認識 があります。それぞれ以下のオプションを付けることで問題を回避できることが ありますので、試してみてください。
    nousb                   :USBドライバーをロードしない。
    apm=off                 :APMを使用しません。
    acpi=off                :ACPIを使用しません。
    mem=xxxM                :メモリー量をMB単位で指定します。
    
  7. 外付けのハードディスクからの起動
    USB,IEEE1394,PCMCIA接続の外付けのハードディスクから起動するためには 起動時にブートオプションが必要です。
    USB接続の場合
      boot: linux bootdev=usb
    IEEE1394接続の場合
      boot: linux bootdev=1394
    PCMCIA接続の場合
      boot: linux bootdev=pcmcia
    
    と指定します。USBコントローラはデフォルトではuhciドライバが使用されます。 お使いのPCのUSBコントローラが異なる場合は usbcオプションでコントローラを 指定してください。
    ohciの場合    usbc=ohci
    USB2.0の場合  usbc=ehci
    
  8. システムの終了
    システムの終了はshutdownコマンドで行います。 xtermで
    # shutdown -h now
    
    と入力します。ACPIまたはAPMに対応した機種であれば終了処理を行った後、自動的に電源が切られます。自動的に電源が切れない場合は画面上に
    system halted
    
    が表示されたら、電源を切ります。 ブートFDを取り出してコンピュータを起動すれば、今までどおりWindowsが起動します。

  9. アンインストール
    MLD のアンインストールはWindowsから行います。Windowsを起動して、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」または「プログラムの追加と削除」を起動します。現在インストールされているプログラムから Linux MLD 7を選んで削除をクリックします。あとは画面の指示にしたがってしてアンインストールして下さい。



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東京都千代田区外神田 3-6-7
URL http://www.mlb.co.jp
tel 03-5294-7255 fax 03-5294-7256

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