SiS6326 でXを動かすためには
SiS6326はMLD4に収録されているXサーバーでは正しく動作しない場合があります。 新しいXFree86-3.3.6のSVGAサーバーへアップデートすることでXを高解像度で動かすことが可能です。 MLDのユーザーである洞田さんがXTTのパッチを含めてrpmパッケージを作成してくれましたので、試してみて下さい。 まず 新しいXFree86-3.3.6-SVGAをダウンロードして下さい。
1 Xを一度終了します。xdmが動いていますので
# telinit 3
でコンソールモードへ移行して下さい。
2 SVGAサーバーをアップデートします。
rootでログインして、
# rpm -U XFree86-SVGA-3.3.6-0.0.5.i386.rpm
を実行します。
3 再度Xの設定を行います。
# /mldinst/xsetup
これでディスプレイの確認画面が高解像度で表示されれば成功です。
OKをクリックします。
4 このままではKDEを起動した時に画面がチラつく場合があります。
/etc/X11/XF86Config をviで修正しSVGAデバイスに
sw_cursorオプションを削除します。
# Standard SVGA Device:
Section "Device"
Identifier "Generic SVGA"
VendorName "Unknown"
BoardName "Unknown"
Option "sw_cursor" <------ この行を削除します
EndSection
もしこれでも画面がチラつく場合は
XF86Configの水平周波数を70KHz位にして下さい。
HorizSync 31.5-70
5 xdmのモードへ戻るには
# telinit 5
を実行します。