ATI Rage128 でXを動かすためには
ATI Rage128 はMLD4に収録されているXサーバではサポートされておらず、
VGAモードで動作していました。高解像度でXを動かす為には、新しい
XFree86-3.3.6のSVGAサーバが必要です。
MLDのユーザである洞田さんがXTTのパッチを含めて rpmパッケージを
作成して下さいました。この度さらに、アクセラレータ使用時に
フォントが正常に表示されなかった現象を改善するパッチを当てたものを
用意しました。
まず 新しいXFree86-3.3.6-SVGAをダウンロードして下さい。
1 Xを一度終了します。xdmが動いていますので # telinit 3 でコンソールモードへ移行して下さい。 2 SVGAサーバーをアップデートします。 rootでログインして、 # rpm -U XFree86-SVGA-3.3.6-0.1.1m.i386.rpm を実行します。 3 Xサーバへのリンクを張り替えます。 # ln -sf /usr/X11R6/bin/XF86_SVGA /etc/X11/X 4 以前のSVGAサーバではKDEを起動した時にフォントが正しく表示されない 場合があり、XF86Config で no_accelオプションを指定して対応していましたが 今回その必要はありません。 5 xdmのモードへ戻るには # telinit 5 を実行します。